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二宮飛鳥と南条光の最大の違い。それは「負けず嫌いか否か」──なのかも、と思ったって話

まず大前提として、俺は二宮飛鳥と南条光のことを基本的には似ているアイドルだと思っている。

例えば責任感が強く、真面目で不器用で誠実で利他的なところとか。

例えば歌声で誰かの心に寄り添いたいと思っているところとか。

俺は二宮飛鳥と南条光のヒーロー性の部分が好きなので基本的には二人の共通点ばかり擦ってるわけだが、でもたまには二人の「違うところ」にフォーカスを当ててもいいんじゃないか、と思ってデレステのコミュやらを見返して──タイトルの結論に至ったってわけ。

南条光、自分の勝ち負けに興味なさすぎる

デレステのコミュにおいて、二宮飛鳥・南条光の両者が共通して絡んだことがあるアイドルは何人かいる。その中でもとりわけ、同じようなシチュエーションで二人と絡んだアイドルとして印象深いのは、一ノ瀬志希さんだろう。二宮飛鳥とはDimension-3というユニットを組んでおり、南条光とはTrust meで共演している。

で、バベルのイベントコミュでも、Trust meのイベントコミュでもサボりを決め込み、トワイライト//イデアの二人を困らせているわけなのだが……

そんな一ノ瀬志希さんをサボりから連れ戻そうとする二宮飛鳥、南条光の対応を見比べてみると、二宮は「無力だと思われたままじゃ終われない」「対等にやろう」と啖呵を切って何が何でも真面目に仕事をさせようとしているのに対し、南条はあまりにもあっさりと「明日は大丈夫そうだ」と話を終わらせて帰ろうとしている。逆に一ノ瀬さんが「いーの?」って返しちゃうくらいだ。

あくまで「ステージの成否」にフォーカスを当てており、二宮と違って自分が舐められているかどうかは一切気にしてない様子である。この一連の台詞を見る限りでは。

これだけなら単に南条が一ノ瀬さんにさして興味がないだけ、という見方もできるが(あとデュオユニットか多人数ユニットかの違いもあるか)、ヒーローヴァーサスレイナンジョーのコミュでは、番組の企画での勝ち負けよりも自分の納得を優先するシーンがあったり、

Just Us Justiceでは、(劇中劇の)本来自分が活躍するはずだったシーンの脚本を書き換えて、「カッコいいことより、正義を守ることが大事」と、自分が表現したいものを優先している。

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このことから、南条光にとって「自分の勝ち負け」の優先順位は低く、Trust meではステージの成否を、ヒロヴァ、JUJでは自分の信じる正義を優先するなど、「ヒーロー/アイドルとして自分が何をすべきか」にフォーカスを当てて行動していることがよくわかる。というか「優先すべきじゃない」と思ったことをあまりにもあっさり切り捨ててしまうのでいっそ怖いまであるが……
この割り切りの良さ・速さもまた、おそらく二宮にはないものだろう。とはいえ、何でもすぐ割り切ってしまうというのは全てを手に入れようとする貪欲さがない、とも言えるので、アイドルとしてどっちが良いか、というのは一概に決められないわけだが。

余談

一方の二宮。あまりにも負けず嫌いすぎるというか…とりあえず売られた勝負は買うスタイルの様子。

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