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14歳鯖での二宮飛鳥座談会で使う資料(誰がために、何のために二宮飛鳥はその孤独な魂を震わせるのか、編)

前置き

以下の内容はあくまで私個人の解釈です!!!!!!!!
キミもTHE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 043 二宮飛鳥を買って「目指せ!シンデレラNO.1! -二宮飛鳥編-」を聴き自分だけの解釈を導き出せ!!!!!!!!!!

結論

二宮飛鳥は、
・自分の存在を誰かに認めてもらうため
・誰かの存在を認めるため
に歌うアイドルである。

二宮飛鳥がアイドルになったことで彼女のセカイには果たしてどのような変革がもたらされたのか また二宮飛鳥は誰がためにアイドルとしてその孤独な魂を震わせるのか

二宮飛鳥のソロ曲である共鳴世界の存在論が収録されたCD、THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 043 二宮飛鳥に収録されているボイスドラマ「目指せ!シンデレラNO.1! -二宮飛鳥編-」において、彼女は「アイドルになってから気がついたこと」として、以下のように述べている。

「自分は特別なんかじゃなかった、ってこと」
「誰かに『特別な人間だ』って言ってもらえてはじめて、人は『特別』になれる」
「そう…思ったんだ」
(目指せ!シンデレラNO.1! -二宮飛鳥編- より)

これを言い換えると、誰かに『特別な人間だ』と認めて貰えなければ、人は『特別』なり得ないということであり──そして、アイドルになる前の二宮飛鳥のことを『特別な人間だ』と認めてくれる人はいなかった、ということになるのではないだろうか。少なくとも、彼女自身はそう考えていることがわかる。

それを補強するようなセリフは、ゲーム内にも度々登場する。

自分のことを空っぽだと、ガラクタだと評する二宮飛鳥

左:シンデレラドリーム特訓後 右:黒翼デスティネーション特訓後

ガラクタのボクにプロデューサーの存在が彩りを与えてくれる、空っぽのボクを満たしてくれる、というのは、『プロデューサーの存在が自分のことをアイドルにしてくれる』と読み替えて差し支えないと思われる。つまり、プロデューサーの手が加わっていない、アイドルではない『ただの二宮飛鳥』のことを『空っぽ』『ガラクタ』と思っている…ということが、これらのセリフから読み取れる。

なお、これらと似たセリフはやはり目覚シンの中にもあり、そこでは、自身のプロフィール(名前やプロフィールなど。つまるところ↓)

をつらつら読み上げた後に「無価値な情報の羅列」と評し「そんなボクにまつわる情報に価値を与えたのはキミ(プロデューサー)」と続けている。

アイドルになる前の二宮飛鳥を取り巻く環境について

モバマスぷちエピソード 二宮飛鳥Voレッスンエピソード2
モバマスぷちエピソード 二宮飛鳥Viレッスンエピソード1
モバマスぷちTOP
モバマスぷちTOP
デレステ 未完成の歴史コミュ

モバマス側のセリフを見ると、『個性的』という言葉にあまり良い印象を受けていないことが、その表情から伺える。また、他人の視線を気にしていた、学校でも変人のまま、といったセリフもあることから、彼女の『個性的』な感性について『変なやつ』と奇異の視線を向けることはあれど、好意的な反応を示すものはいなかったのではないか、と推測される。

デレステ側では多少この辺に関して掘り下げが入っていて、未完成の歴史コミュでは、そんな周囲から向けられる奇異の視線に優越感を覚え──そして孤立していくまでの流れが、過去の回想という形で描かれている。

ここは二宮飛鳥Pの間でも受け取り方の分かれるところではあるが、『家には居場所がない』と読み取れるようなセリフもあり、学友に限らず、家族でさえも彼女の『個性』を好意的には受け止めていなかった可能性が示唆されている。

デレステ初期カード ルーム
モバマス初期カード お仕事セリフ
モバマスぷちデレラ 二宮飛鳥ステップアップエピソード2

また、デレステのルームのセリフとして、非常に興味深いものがある。

コイツ『は』というセリフに、言外に『自分はそうではない』というニュアンスが含まれているように感じられるのは、俺の考え過ぎだろうか──……

斯くして、彼女は偶像となりて──

斯くして二宮飛鳥はプロデューサーという、自分と同じ周波数を持ったオトナと出逢う。

モバマス初期カード特訓後
モバマス キミとボクとの観測セカイ特訓前
デレステ初期カード特訓後 ホーム

そしてアイドルとなった二宮飛鳥は、同じアイドルの仲間達やファンといった、彼女の『個性』を『特別』と認めてくれる者達と出逢い、孤独ではなくなった。

モバマスぷちTOP
モバマス初期カード特訓後
デレステ初期カード特訓前 ルーム

そして、そんな彼女は、ある理想・或いは夢を抱くようになる。
それは、自分と同じ孤独を抱えた誰かに、歌声で寄り添いたい。キミの同類が此処にいる、と伝えたいというもの。

ポプマス 限界突破
モバマスぷちTOP
モバマスぷちレッスン
モバマスぷちデレラテクニカルボード
デレステ エクステンド・ワールド特訓後

また、共鳴世界の存在論のラスサビでは、以下のようにある。

共鳴世界の存在論について与太話をする俺

存在を証明する、というのは即ち、その存在を認めてあげる、というのと同義である。

自分は、アイドルの仲間や、プロデューサー、そしてファンに自身の存在を認めて貰うことで、救われた。だから今度は自分が誰かの存在を認めて、その孤独な心に寄り添いたい。

そんな、青くも尊い理想を胸に秘め、今日も彼女は自身の魂を震わせるのである。
その叫びが、誰かの魂に共鳴することを信じて。

余談 ~二宮飛鳥と他14歳アイドルの組み合わせの可能性について~

デレマス14歳アイドルは、二宮飛鳥をはじめ、自身の『個性』に起因する『孤独』を抱えているアイドルが多い印象を受ける。

南条光
池袋晶葉さん

そんな彼女達と、『孤独』について語らうコミュとか、何なら曲とか出してくれねえかな~(チラッ

二宮飛鳥と14歳、の話をするうえで外せないのは、やはり早坂美玲さんとの組み合わせである『みれあす』であろう。

デレステ リトルリドルコミュ

わからないなりにも二宮飛鳥の言うことを『面白い』と評し、「話を聞いてやるぞ」と豪語する彼女の存在は、二宮飛鳥の過去を思えば、一種の救いににもなっていると言っても過言ではないだろう。

また、二宮飛鳥は他のアイドルの個性(など)について、素直に褒める(認める)傾向がある。恐らくこれも、「他者の存在を認める」という彼女の理想の一つのカタチだと思われる。

モバマス ハワイアイプロ
モバマス オーストラリアアイプロ
同上

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool jewelries! 003に収録のボイスドラマでは、橘ありすさんの名前をひたすらべた褒めすることで、圧倒し、なし崩し的に『ありす』呼びを認めさせる、という一幕も。

「ありす。素敵な響きじゃないか。ありす…『不思議の国のアリス』。少女の象徴。愛らしさと優しさ。好奇心の塊。現実と空想世界の狭間に生きる者として相応しい。ファンタスティックかつ、ロマンチックだ。嗚呼…ボクの言葉では上手く言い表せない。いや、言葉は要らない。名は体を表すというが、それもまた然りだ。キミ自身を見ていれば、それは理解る。ありす」
(THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool jewelries! 003 Tr.8 ボーナスドラマ)

なので二宮飛鳥は輿水幸子さんのことを多分べた褒めするし猫可愛がりすると思います。

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