Twitter（現X）で書き散らしてた内容を一本の記事にまとめたもの、といった方が正確かもしれない。
このブログを見に来る人達に今更説明するまでもないだろうが、「トワイライト//イデア」とは南条光と二宮飛鳥のデュオユニットの名前である。トワイデ初登場(2022-02-03)から2年以上が経過し今更感が否めないが、今回はこのユニット名の意味について考えてみたい。
トワイライト
これは言うまでもなく英語のTwilightが由来になっているだろう。一般的に日本語だと「黄昏」と呼ばれることが多いか。
これは「夕暮れ時」や「朝方」など、夜と昼の境目である薄ぼんやりとした時間帯を指す言葉で、古英語の「twi-」→2つの、「light」→光が由来になっているんだとか。
https://www.weblio.jp/content/%E3%83%88%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88
「(南条光を光、二宮飛鳥を闇になぞらえて)光と闇（昼と夜）の境界」、もしくは「2つの光」。トワイデの「トワイライト」にはどちらのニュアンスが含まれているのか。人によって意見も様々だろうが（ダブルミーニングである可能性も勿論あるけど）、個人的には「2つの光」説を推したい。
と言うのも、別に二宮飛鳥ってパブリックイメージで思われているほど闇属性のアイドルでなく、「歌声で誰かの孤独に寄り添いたい」と願う、どちらかって言うと光属性側に属するアイドルであると個人的には思っているからである。
多少ニュアンスが違うものの似たようなことは南条光も言っており、このことから「トワイデのトワイライト」はどちらかというと「2つの光」のニュアンスが強いのではないかと俺は考えている。
トワイデがモバマスで再登場した際、南条光は二宮飛鳥に「一緒に光の道を往こう」と誘っているが、これは二宮飛鳥が潜在的に光側の存在である、ということを本能的に察したから…なのかもしれない。
もっとも、「ファンのみんな」に寄り添いたいと願う南条を遍く人々を分け隔てなく照らす昼の太陽、「自分と同類の孤独」…言ってしまえば逸れもの達に寄り添いたいと願う二宮飛鳥をお天道様の下で生きられない人達に寄り添う夜の月、と見ることも出来るだろうし、そういう意味では「昼と夜の境目」という意味合いも含有していると思われる。（ってことはやっぱダブルミーニングってことなんじゃないの？）
GOLDEN SUN & SILVER MOON おひさまと おつきさま
変わりばんこに カオだしてみんなを 見守ってくれるよ
なのである。（？？？？）
イデア
「//」はひとまず置いといてとりあえず此方から。
これについては、ギリシャ語もしくは英語の「Idea」から来ていると思われる。
プラトン哲学と関連するワードであることから、哲学好きな二宮がチョイスしたワードであろうことは想像に難くない。
姿、形、理想、理念、観念といった意味合いを持つ言葉だが、モバマスで再登場した際の台詞を踏まえるとトワイデにおいては「理想」「理念」といったニュアンスが強いだろうか。
南条光も二宮飛鳥も自らの理想を強く追い求めるアイドルであり、そんな二人のユニット名に相応しいワードであるのは間違いないだろう。
//
ハッキリ言って一番謎の部分。
別に「トワイライトイデア」だけでもユニット名として成立するし、区切り文字として使うにしてもthinE/Daseinのように「/」だけ使えば事足りる筈である。
なのに敢えて「//」と2つ重ねているのだから、そこには何かしらの意味があるのだろう。
Twitter（現X）で見かけた、あるいは俺が提唱した説としては「平行線」「並び立つ二人のシルエットを図示したもの」「（プログラム言語における）コメントアウト」「そんなに深い意味はない（ただのノリでカッコいいから入れてみた）」がある。
個人的に南条光と二宮飛鳥って似た理想を抱いている（同じ方向を向いている）がそれを為すための方法・手段が違う（道が交わらない。道が重ならない）二人組だと考えており、そういう意味では「平行線」「並び立つ二人のシルエット」のダブルミーニング説を推したいところではある。（二人の道は交わらないし、重ならない。だけど、並んで同じ方に向かって歩くことができる、的なニュアンス）が、正直「ただのノリ」説が一番二人らしいな、という気もする。
なんたってモバマスで初登場した時のノリがこんなんだし──
まぁ…それを言っちゃうとトワイライトもイデアもただのノリでかっこよさげなワード選んだだけ説が浮上してしまうのだが。
あとがき
哲学に明るい人であれば「イデア」の部分についてもっと深堀りできそうな気がするんだけど、残念ながら俺の知識・理解力ではこれが限界だった──
ぜひキミのトワイライト//イデア解釈も聞かせてくれ！