坊や「お父さんお父さん！ 魔王がTHE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 043 二宮飛鳥を買えと言うよ」
父「息子よ、THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 043 二宮飛鳥はいいぞ。二宮飛鳥のソロ曲である共鳴世界の存在論に加えて、ボイスドラマである目指せ！シンデレラNO.1！-二宮飛鳥編-が収録されている名盤だよ。オリコン週間ランキングでは初週で約17,000枚を売り上げて第7位にランクインしているよ」
坊や「お父さんと魔王が結託して二宮飛鳥のダイマをしてくるよ、怖いよ」
魔王の娘「坊や、目指せ！シンデレラNO.1！-二宮飛鳥編-はとてもいいものよ」
坊や「原典でセリフのない人が出てきた」
父「息子よ、それは枯れた柳の幹じゃよ」
坊や「もういいよその下り」
魔王の娘「このボイスドラマでは、『ラジオ番組収録の事前打ち合わせ・相談』…という名目で、事務所の屋上でプロデューサーと仲睦まじく・楽しそうにお話する二宮飛鳥を楽しむことができるわ」
魔王「彼女の過去についてや、アイドルになったことでどういう心変わりがあったかについても触れられてるので、彼女の人となりを知る上で大きな助けになる筈だよ、坊や。もちろんこのドラマだけが彼女の全てという訳ではないが」
父「個人的に一番グッと来るシーンは、やはり何といっても自分をアイドルの世界に連れてきてくれたプロデューサーに対し、照れくさそうにしつつも素直に感謝の気持ちを伝えてくる二宮飛鳥じゃな。あのシーンは演者である青木志貴氏の演技が特に光ってると思うわい」
魔王「坊や、アドリブシチュエーションの劇中劇で二宮飛鳥が見せる迫真の演技も必聴だよ。ネタバレになるから詳細は話せないが」
魔王の娘「これだけの内容が詰まっていて、2021年8月現在税込734円という驚きの安さで買うことができるの。確かに今なら共鳴世界の存在論単体を各配信サイトにて250円で購入できるけど、目指せ！シンデレラNO.1！-二宮飛鳥編-にはその差額を越えた価値が間違いなくあるわ。共鳴世界の存在論のオリジナル・カラオケが収録されているからおうちカラオケにも使えるし、モバマスにおける初期カードのセリフもボーナス・トラックとして一通り収録されているのよ。そう考えたらかなりお買い得だと思わない？ 思うでしょう？」
坊や「お父さんお父さん、魔王の娘が今 ボクを掴んでタワーレコードに連れて行く」
父がやっとの思いで宿にたどり着くと、息子の手にはTHE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 043 二宮飛鳥があった。父は既にCDを5枚ほど所有していたため息子がわざわざ新しくCDを買う必要もなかったのだがそれは黙っておくことにした。
あとがき
この怪文書は
の続きみたいなもんです。
冒頭で17,000枚売れてるとは書いたんですが、逆に言うと17,000枚しか売れてないんですよね。今はもうちょっと売れてると仮定して20,000は行ってると思うんですけど(確か4thライブの後にライブ効果で再浮上とかしてた筈だし)、それにしたってデレマス全体のユーザー数から見たら……だし、もしかしたら二宮飛鳥を担当しているけど持ってない人も少なからずいるんじゃない？ ってことで此度CDのダイマをしてみた次第。
俺は『自分の飲みかけのコーヒーを差し出しながら「キミも飲む？」とプロデューサーをからかってくる二宮飛鳥』が好きです。いやあれ、プロデューサーが断らなかったらどうするつもりだったんでしょうね。プロデューサーなら絶対に断るだろう、って確信があったからこそ仕掛けてきたんだとは思いますが。